国語研進会ジャッポランのHPをご覧いただきありがとうございます。
当塾は【国語専門塾】ですが、国語だけの成績が上がって、他教科の成績が下がってしまっては意味がないので、他教科の成績の状況も教えてもらっています。
この発言をしていたら、この考えを持っていたら国語の成績は伸びないだろうなぁと思う子は、他の教科も伸び悩みをしています。
逆に、この発想で行けば伸びると思う子は、国語だけでなく他の教科も成績が連動して伸びてきます。
さあ、全教科の成績が伸びない子がどういう発言をするのかご説明いたしましょう!
国語だけではなく、全教科の成績が伸びない子がよく言うことは!?
全国共通のマニュアルがあるのではないか?と思ってしまうくらい、成績が伸びない子が口にする言葉があります。「今週は勉強してこれた?」「宿題はできた?」と聞いた後に・・・
クラブが忙しかったので、できなかった。
学校の宿題が多かったので、できなかった。
定期テストが近いので、できなかった。
家の用事でできなかった。
これらの発言をすることが多いです。これらの共通点は何か分かりますか?
他のせいにする。(他責思考)
この思考をしている場合、ほとんど、いやほぼ全てに近いくらい、成績は伸び悩みます。
他人のせいにしたり、環境のせいにしたりして、「自分は悪くない」「自分はやろうとしていたんだ」と訴えてしまいます。
もちろん、本当にこのような事態が発生してできないことはあるでしょう。しかし、成績が伸びる子は次のように発言します。
今週はクラブが忙しかったけど、これだけは何とかやりました。来週はきちんとやります!
学校の宿題が思ったより多くて、宿題ができなかったので、次はもっと早くやります!
定期テスト勉強に時間かかってできなかったので、次のテストはもっと早く準備して宿題もできるようにします!
家の用事で時間がなくてできなかったので、今日自習して終わらせてもいいですか?
成績が伸びる子はこういう発言をします。
できない状況であっても、少しでもやってこようとしたり、次回はどうするか改善点をあげたり、もしくは、代替案を出して宿題をしようとします。
自分以外に責任があったとしても、自分自身の行動を変えることで取り組めたと認識し、次にいかそうとするんです。
これって、【仕事】でも同じですよね。与えられた仕事が終わらなかったことを周りの責任にしてしまう・・・信用を失います。成果も失います。できなかったら、失敗したら、そこからどうするかを考えることが大事なんです。
人(環境)のせいにするんじゃないっ!!って叱っても効果なし
では、【他責思考】の子どもに「人(環境)のせいにするんじゃないっ!反省しろ!」って叱ればよいのでしょうか?
これは効果はないでしょう。
叱られたすぐ後くらいは、しゅんとするけれど、すぐに元に戻ってしまいます。また、叱られる回数が増えると(あぁ~また言っているよ。自分は悪くないのに・・・)となって、他責思考が悪化します。
他責思考の子どもが、自分は悪くないという論法できた場合は、いったん受け止めます。「そういうこともあるよね。」と。その後に、「じゃあ、次同じ状況になった場合、どういう対策が取れる?1週間何も勉強していませんでしただったら、まずいよね?」という風に対策を立てさせます。
長年染みついてきた思考パターンを変えるのは時間がかかりますし、本人の努力が必要になります。他人がどうこう言ったからといってすぐには変わりません。
だから、そのことは受け止めた上で、対策を一緒に立てます。
自力で思いつけたらいいですが、なかなか難しいです。だから、提案してみます。
- 前日や当日に宿題をやるんじゃなくて、3日前には終わらせるようにしてみたら?
- テスト勉強いつからやってる?1週間前だときつくない?2週間前からやってみたら余裕できるかも。
- クラブ終わってからだとしんどいから、朝早くやるとか休み時間に少しずつこなすとか、隙間時間利用してみようか。
【次どうするか?】を一緒に考えて立てることで、次を考える癖を付けさせ、自力できるようにしていきます。
これは根気のいる取り組みです。他責思考は一度染みつくと、なかなか抜けません。自分の責任じゃないって思い込めるので、気が楽なので頼りがちです。数ヶ月、もしくは数年単位で繰り返していく必要があると思ってください。
失敗から学ぶ姿勢を身につけよう!
宿題を忘れることは誰にでも起こりえます。
やったと思ったら終わってなかった。
予定してた時間を確保できなかった・・・
こういう【失敗】はたくさん経験すれば良いと思います。
問題は、【失敗から学ぶ】ことが大切です。
当塾では、宿題を忘れても、どうするかをきちんと宣言し、次までにきちんとクリアしていれば、それで良しとします。
とはいえ、結局達成しないことが3回続くと、ちょっと長めにお話をさせていただきます。
特に、失敗が続く子は【精神論】が多いです。
次は【頑張ります】。
これができていたら、もうすでにできているはずなんですよね。
前職で遅刻指導の主担をやっていたとき、遅刻常習犯ほど、精神論でした。「明日は頑張って起きる」と宣言して帰っていて、翌朝遅刻でやってくる。これが繰り返されていました。
私の指導は【次どうするか】ですので、
家を何時に出るか?→そのためには何時に起きるか?→そのためには何時に寝るか?→そのためには家に何時に帰っておかないといけないか?
とさかのぼって、時間を決めて約束していました。それでも遅れる子は遅れますが、かなり数が減りました。例年の半分以上減りました。
勉強ができていない状況に精神論をぶつけても改善されません。失敗から学び、きちんと成績アップにつながる行動へと変容させましょう。
まとめ
国語だけでなく、全教科の成績が伸びない子がよく言うこと・・・
他人のせいにする発言(他責思考)
失敗から学ばない。
改善策が【精神論】
もし、お子様がこのような発言をしているようでしたら、国語だけでなく、全教科の成績が下がってくる恐れがあります。
叱るだけでは改善しませんので、失敗したときに一緒に考える姿勢で取り組んでいただけたらと存じます。
当塾では、宿題をやってこないときや遅刻をしたときは、理由を聞き(言い訳をさせ)、次にどうするかを考えさせて宣言させております。
頭ごなしに大声で怒ると、「怒られるから間に合わせる」となってしまい、本当の改善には繋がりません。きちんと理解して、行動に繋がるように根気強く指導しております。
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