【古文苦手な人へ!】古文文法のベースは○○ヶ月でできる!

古文苦手な人向け記事のアイキャッチ 高校生向け

高校生が苦手な科目として有名な古文。特に、高校に入ってからすぐに学び始める【古文文法】で「古文アレルギー」になってしまう人もいるとか・・・

学校現場にいた身からすると、学習指導要領のカリキュラムにしたがって教科書をこなそうと思うと、文法に取れる時間が少なく、ハイペースで進みがちになってしまう気持ちもよくわかります。2024年度から始まった新カリキュラムでは、文法がより削られしまい短時間勝負に・・・

これまで以上に、【古文が苦手な人】が増えてしまうことでしょう。

国語研進会ジャッポランでは、古文が苦手な人でも文法がわかるようになる授業を行っています。古文文法は【○○ヶ月でベースを作る】ことができます。その方法をご紹介します。

古文文法は大枠を理解してから勉強をする

古文文法で覚えていることは何ですか?と聞くと、

「ああいいううええ」みたいなやつ?

とよく言われます。活用表を呪文のように覚えた記憶が残っているようですが、それが何かは分かっていないようです。しかし、古文文法を理解していた人は「識別と敬語でしょ?」と答えます。これは何がゴールかをしっかりと理解していた証拠です。

古文文法のゴールとは・・・本文に出てくる文法事項を適切に理解し、正しく本文を読み取ることができる。

つまり、本文を読みながら【識別】を常に行っていく力を身につける必要があります。また、【敬語】は【主体判定】や【敬意の方向の判定】を適切に行うことで、登場人物の言動を捉えていくことができます。

【識別】と【敬語】の両輪ができるようになると、文法事項としてはゴールに近い状態になります。

【識別】と【敬語】が何か説明できますか?

あなたは古文文法における【識別】とは何か説明できますか?また【敬語】はどんなことを理解して頭に入れておけばよいか説明できますか?

この二つの説明ができて、内容も頭に入っているのであれば、入門はクリアです。プラスで、【助詞】と【和歌の知識】に触れておけば、あとは問題演習を繰り返しつつ、忘れているところを思い出すようにしましょう。

【識別】は書かれている表現が、どの意味を表すものかを判断することです。例えば・・・

男もすなる日記といふものを女もしてみむとてするなり

『伊勢物語』

この「なる」と「なり」はそれぞれ別の語の「なり」です。助動詞なのか、形容動詞なのか、動詞なのか、候補が複数ある中から、いくつかの条件を当てはめて判断することが【識別】となります。

いくつかパターンがあるので、それらを覚える必要がありますが、前後の単語とのつながりを理解するためには、【用言(動詞・形容詞・形容動詞)】【助動詞】を理解して、使える状態にしなければなりません。

また、【敬語】も【識別】に必要な知識となってきます。【識別】は古文文法におけるゴールであり、読解する上で重要になってくる力といえます。

【敬語】は、【敬語の種類(尊敬・謙譲・丁寧)】【敬意の方向】【敬語に含まれる単語】【特別な表現】【敬語の種類の判定方法】といった内容を押さえる必要があります。覚えることが多い分野ですが、できるようになると本文読解がグンと楽になります。文法問題としても聞かれることも多いので、【敬語】の攻略は必須です!

国語研進会ジャッポランでは次のような指導方法で古文文法のベースを築きます!

古文文法のベースとして、【基本的な識別ができる】状態を目指します。そのために必要な知識を積み重ねていく方式です。

【用言(動詞・形容詞・形容動詞)】→【助動詞】→【敬語】→【識別】→【和歌の知識】(一部【助詞】)

【識別】を一つのゴールとしますが、知識問題として【和歌の知識】が問われることがあります。また、歌物語など【和歌】が登場する文章も多いので、文法の一部として扱います。

これらの一連の学習を、速習コースでは【3ヵ月】、レギュラーコースでは【4~5ヵ月】で習得!

速習コースは解説動画を見ながら学習を進める方式。人によって進められるペースは異なり、定着させられるペースも変わりますが、最大3ヵ月と期限を設けます。最低限できる状態なので、3ヵ月以降は問題演習を通して受験に対応できるレベルにあげることが必須。

※速習コースは2024年夏以降に導入予定です。

レギュラーコースでは、対面の授業を通してしっかりと定着をはかります。授業では解説と問題演習を通して、受験レベルの問題や本文読解に取り組める状態になること、自習の時間では単語の暗記や文法事項の暗記を行ってもらい、4~5ヵ月で古文の得点力を高めことができます

タイトルの答えは・・・

国語研進会ジャッポランでは、古文文法のベースを【3~5ヵ月】でできるようにします!

レギュラーコースは4~7月の授業を通して学習して完成すれば4ヵ月。不安が残る人は8月の夏季特訓を受けて、合計5ヵ月。夏休み以降の入塾の場合は、速習コースで最大3ヵ月以内で学習してもらいます。

これまでの指導では、学校ではわからなかったものの、部分的に覚えているところがある生徒は3ヵ月もあれば、余裕でできるようになっていました。逆に、学校でほとんど古文を扱わず、文法の教科書すらない生徒でも6ヵ月あれば、【識別】までクリアできるようになりました。

ただし、短期的にできるようになるレベルは受験の時には、まだ弱い状態です。過去問や模試など実戦を通して、問題に対応する力を強くしていく期間が必要です。

受験直前で間に合わない!とならないように早めに対策を取るようにしましょう!

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