みなさんは国語ができる人ですか?できない人ですか?いや、「普通だし」と思っている人もいるかもしれません。
というのも、国語は100点満点を取ることが難しいように、【0点を取ることも難しい】教科です。
日本語を日常に使っているので、現代文であれば【何となく分かる】範囲が存在します。どこかしら得点できるポイントが発生しやすいので、【0点】になることが少ないのです。
さて、今みなさんの国語の成績はどれくらいですか?小学校だとカラーテストで60~80点くらい?定期テストで平均点くらい?これくらいあるから【普通】?
これまでの経験から、このゾーンの人たちは【隠れ国語できない人】です。平均ちょっとないか平均あるくらいだから【普通】という考えは危険です。特に学年が低い内に対策を取っていないと後々大きく響くことになります。
小学校のカラーテストの平均点は85点
小学校では多くの学校でカラーテストを実施しています。単元事に振り返るカラー刷りのテストです。1単元ずつの振り返りなので、範囲も狭く非常に得点しやすいものとなっています。
実はこのテストの平均点は85点になるように作られています。
85点を下回ると平均より低い状態であると考えたほうがよいでしょう。「60~80点あるから大丈夫」と考えている人は、【平均より低い状態なのに大丈夫】と考えてしまっている状態です。
保護者の方や中学生以上のご兄弟がいらっしゃる家庭だと、【学校のテストの平均点は60点前後】という認識があるかと思います。中学校や高校のテストでは、平均点が60点くらいになるように作成する暗黙のルールが存在するので、概ね正しいです。
そのため、「小学校のカラーテストでも60点あれば良い」と考えてしまいます。
しかし、実際は学習状況に遅れが生じている状態です。この状態のまま放置すると、中学校でつまずいてしまい、そのまま立ち直れずに高校受験に突入することになるかもしれません。
早急に国語の勉強の立て直しが必要となります。
中学校や高校で国語の定期テストが平均点くらいなので大丈夫?
中学校や高校になると定期テストがあります。標準的には年に5回。
小学校のときとは異なり、単元事ではなく数ヶ月単位となるので、テスト範囲が小学校の時より広くなります。勉強する範囲が広くなる分、小学校の時のようにはいかなくなります。平均点に届かなくなる人は、この【範囲が広くなるハードル】をうまく超えることができません。
一方、平均点が60点くらいになるテストで、60点前後を取れている人は【国語が大丈夫な人】といえるでしょうか?
答えはいえません!
中学校は留年しませんし、高校も欠点でなければ進級はできるので、その意味では問題ないでしょう。しかし、その先の進路として、【進学を希望】しているのであれば、【大丈夫とは言えない】状態です。
高校進学、大学進学を考えている場合、受験生としてライバルになるのは、【よその学校の人】です。校内だけの平均点は役に立たなくなってしまいます。
あなた自身が学力の高い学校に通っているのであれば、学校の平均点は全体的に高い水準にあるかもしれません。しかし、ある程度の基準があるとはいえ、【年度ごとに学校の学力水準は変動します】。特に公立高校だと受験倍率によって大きく変わるので、学校の平均点は信じない方がよいでしょう。
また、高校受験は90%以上の人が受けるので、中学校の成績と国語の学力は連動することもありますが、大学受験になると【一定層以下の高校生は受験しません】。つまり、【大学受験をする意識がある中位層以上の人が対象】になります。
仮に高校受験の時の偏差値が55あったとしましょう。この状態の人が大学受験を迎えると、偏差値は45くらいになってしまいます。55以下の高校生は受ける人が減ってしまうからです。逆に55以上の高校生は受験する人が多いので、高校受験の偏差値55は大学受験時には下位層になってしまいます。
このことからも、中高生が【学校の定期テストの平均点を取れているから、進学する際も大丈夫と考えるのは危険だ】と言えるのです。
隠れ国語できない人に当てはまっていませんか?
【国語は普通】と思っている人でも、
- 小学校のカラーテストが85点未満
- 中高生は学校の定期テストが平均点くらい
という人は、【隠れ国語ができない人】の可能性が大です!
受験期に入り、全国模試を受けたときに偏差値50を下回っている可能性が高く、早く手を打たないと手遅れになってしまいます。
- 国語の勉強は本を読めばいいでしょ?
- とりあえず問題をたくさん解けば問題ないでしょ?
- 国語は日本語だし、気合いでなんとかなる!!
と考えて、国語の勉強を始める人がいますが、これでは一定量は伸びても、かなり早い段階で頭打ちになります。
他教科と同様に、適切な勉強方法が存在します。しかし、そのことを理解して教えている人が少ないのが現状です。
勉強が【元々できなかった人】の勉強のやり方
私は元々勉強ができませんでした。中学3年生の1回目の五ツ木模試(大阪では有名な高校受験向けの模試)で、大阪府内【下から3番】でした。本当に勉強をしていない&できない人でした。
夏休み前くらいから個人塾に通い、勉強の仕方を学びました。基本的には英語と数学の勉強の仕方でしたが、それを国語にも応用しました。
高校2年生の時には、現代文が難しいと思い、独自で勉強方法について探り、実践・・・夏休み中に取り組み、夏明けの実力試験では【ぶっちぎりの1位】になりました。
この時に身に付けた国語の勉強法は、塾講師時代や高校教員として国語を教える際に役立ちました。高校教員として、学年全体に語彙力検定を指導した際には、90%を超える合格者を導きました。
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