【小4の壁】の乗り越え方

小4の壁のアイキャッチ 小学生の保護者向け

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あなたは【小4の壁】をご存じですか?子どもの発達段階は人によって差はありますが、【小学4年生】は学習につまずきやすい学年です。今回は【小4の壁】につまずかずに学習を進められる方法についてご説明します。

小4の壁とは?

小学4年生の壁とは、【小学4年生で習う内容でつまずき、その後の学習の理解に支障をもたらす壁】のことです。

これまで、学び直しの必要な高校生を指導してきた中で、【小学4年生】レベルの理解ができない生徒を多く見かけました。特に算数が顕著で、分数や小数の計算ができないまま過ごしてしまうのです。そうなってしまうと、高校入試の問題が解けず、定員割れしている学校や通信制、定時制の学校に進学するしかなくなってしまいます。

【小学4年生】の壁を感じるようであれば、早いうちに対策を立てておく必要があります。

小4の壁の発生原因は?

小4の壁は、求められる能力が変化することが原因で発生すると考えられています。

小学校1~3年生は、生活につながる内容が多く、実物とリンクしているものを学びます。具体的なものを学んでいく段階です。これは現実と照らし合わせて学んでいくため、多くの子どもは難なくクリアしていきます。

ところが、小学校4年生からは、抽象的な概念が登場します。感情的なもの、倫理的なものなど、現実で実物としてみることができないものを学ぶ段階に入ります。

脳の発達段階が追いついている子どもは、この【概念の習得】についていくことができます。実体験に結びつかなくとも、説明や想像によって理解を進めていきます。

一方、脳の発達がまだ追いついていない子どもは、【概念の習得】ができずに置いていかれます。理解できないことが積み重なることで、自己肯定感も下がってしまい、【勉強嫌い】につながっていきます。

自分は勉強ができない→授業を聞いても意味が無い→学校がつまらない・・・

負のループに陥ると一気に崩れてしまいます。特に小学生の場合、原因や理由を言語化できない子が多いので、他の理由で学校を休むようになります(腹痛や頭痛など)。人によっては、そのまま不登校になった生徒がいました。

【小4の壁】につまずいてしまい、勉強をしなくなったり、不登校になってしまうと、その先の学習は全く手つかずになってしまいます。

中学生になると、小学校の知識は習得済みという前提で学習が進んでいきます。こうなると、この先の学習は何もかもが厳しいものに・・・。

この状態になってしまい、中学3年生から高校受験のために塾に行く・・・ことをしても【時すでに遅し】です。小学校からさかのぼらないといけなくなるので、時間的に間に合うかどうか・・・という事態になります。

【小4の壁】は小学生のうちに解消しておきましょう!

この壁は小学生のうちに解消しておくことをおすすめします。小学校4年生の段階で抽象的な概念を理解できなくとも、5,6年生のうちには理解できるようになってきます。その間に、小学校4年生の内容からさかのぼって理解しておきましょう。

特に【国語】【算数】は必ずやっておきましょう。

【国語】はこれから先の学習において、理解する土台となってきます。どの教科も抽象的な概念が登場します。また、教科書の説明文も抽象的な概念といえます。よって、抽象的な概念がりかいできないと国語以外の教科の理解も怪しくなってきます。

【算数】は基本的な計算はできるようにしておきましょう。四則演算(+,-,×,÷)はもちろんのこと、小数や分数の計算もできるようにしておきましょう。小数や分数の抽象的な概念での理解が難しいようでしたら、具体的なパズルなども売っていますので、活用してみましょう。

小学校4年生以降の【国語】【算数】は中学校以降の基本的な理解の土台になります。また、【英語】が小学校高学年から取り入れられ、主要三教科といわれるものは10歳ぐらいから学び始めることになります。

将来、大学受験を見据えたとき、高校3年生は18歳の年です。8年分くらいの積み重ねを大学受験の1年間で取り戻すのはなかなか大変です。小学生の頃から意識的に土台作りをしていないと、高校3年生の時に苦労することになります。

学習は週2回以上を目指しましょう!

小学生の学習は【40分~60分程度の学習】を、【週2回以上】はしましょう。【学校の宿題とは別の内容】が望ましいです。(※中学受験を考えている小学生は別です)

【国語】は【漢字の学習】を中心に行いましょう。現在の学年までの漢字が怪しいのであれば、さかのぼって取り組み、9割以上できるのであれば、次の学年に進みましょう。ただし、漢字は勉強以外にも本を読んだり、テレビやスマホで見たりして学習することができます。文字情報に触れる機会を増やすと効果的です。

【読解問題】は、簡単な問題集に取り組むとよいでしょう。自力で理解することが難しい文章は、周囲に聴ける人がいる状態であれば、取り組んでOKです。そうでない場合は、あまり学習が進みませんので、自力で理解できる+αくらいまでの問題にしましょう。

【算数】は【基本的な計算】を中心に行いましょう。四則演算は100マス計算などを使って、素早く、正確にできるようにしてください。基本的には【2分以内が目標】です。タイムを測りながら挑戦しましょう。100マス計算でスピードと正確性が保てるようになったら、小学校で習う他の計算の練習をしてください。【計算ミスが減る】と他の計算の習得が格段に上がります。

【国語】と【算数】の学習習慣をつけてからプラスアルファしよう!

学校の勉強は【国語】と【算数】以外もあるので、その勉強も考えたいところです。しかし、一気に全部やろうとするとパンクしてしまうので、まずは【国語】と【算数】の習慣をつけましょう

習慣化すると、【当たり前】になってきて、苦ではなくなります。毎日ご飯を食べたり、歯磨きをしたり、お風呂に入ったりと同じようになります。

勉強の習慣が身についていると、中学校に上がったときにも役立ちます。小学校と違って、定期テストがありますので、日々の勉強が欠かせません。小学校での学習習慣は大きなアドバンテージになります。

習慣化は小分けにして、ある程度定着したら次の習慣を定着させていきます。【国語】と【算数】が定着すれば、【理科】や【社会】を定着させるとよいでしょう。最近では【英語】を早い内に定着させる手もあります。

一気にやらずに順に定着を目指しましょう!

国語研進会ジャッポランでは学習の習慣化ができます!

ここまでのお話にあったように、小学生の内に【国語】と【算数】の学習習慣を身につけることが大切です。【小4の壁】を乗り越え、その先の学習活動に支障をきたさないようにするための大切な習慣。

当校は【国語専門塾】ではありますが、【小4の壁】につまずかないように対策をする観点から、【キッズコース】にて、【国語】と【算数】の対応をいたします。学校の教科書レベルまでの対応となります。(中学受験をお考えの方はレギュラーコースの国語を受講ください)

キッズコースは、【国語】だけの授業、または、【国語】と【算数】の授業となります。40分の授業時間で行います。基本的な問題を自力で解いていき、学習習慣を身につけていただきます。

「ご家庭で勉強を見るのが難しい」、「親の言うことは聞かない」など自宅での学習は難しいけれど、「外で勉強させればする」というお子さんに最適です。

※中学受験をお考えの方、一人で学習するのが難しい方(在籍学年より2学年以上さかのぼる必要がある方、じっと据わっていられない方、学習に困難を抱えている方など)は、レギュラーコースでの対応となります)

現在、最終調整中ですので、詳細は決まり次第、お知らせいたします。なお、事前に相談をしたいという方は、公式LINEまたはお問い合わせフォームよりご連絡ください。

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